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バニラ ムスク EDC
- (バニラ ムスク EDC)
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近代香水の祖として名高いフランソワ・コティの立ち上げた香水ブランドの雄「COTY」。揺るぎないグラン・パルファンとして知られるこのブランドは、1908年から、およそ100年の軌跡の中で、数々の名香を世に送り出し、香水シーンのエポック・メイクを繰り広げてまいりました。一軒の小さな店から始まった彼のブランドは、いまや一大企業として、自社香水のみならず、数々のブランドの香水プロデュースを手掛けるようになっております。
さて、こちらはそんな偉大なフレグランス・ラインから、1994年に発売されたレディス香水です。このブランドの最近のヒットシリーズといえば、ムスクの香りをこれでもかと使用したムスク・コレクション。1973年のワイルド・ムスクの世界的な大成功に端を発し、翌年に発売したムスク・フォーメンも大当たりいたしましたが、本作も一応その系譜に連なります。一旦1970年に発売され、一旦デッドストックとなって、94年に再販されたもののようです。
香水のラスト・ノートを飾る上で欠かすことの出来ないムスクの香りと、デリシャスで胸が躍るようなバニラを解け合わせ、甘くて甘くて甘いスムーシーなオリエンタル・スウィートの香調をベースにしており、ただし軽くなりすぎないのは、ラストのウッドの香りのアクセントがしっかりと効いているからでしょうか。チュベローズ、トンカビーンズ、バーボン・バニラ、ムスク、サンダルウッド、シダーなどがマイルドに緩やかに溶け合い、グラマラスこの上ないメロウなフェミニティーを描き出し、ゴージャス且つセンシュアルな情感の女性らしさをアピールしてくれそうです。
華やかで奔放なのに、フッと大人の落ち着きを醸し出す、さすがに100年香水を作り続けているだけあって、その完成度はお墨付きです。イブニング以降のリッチでムーディーなひとときにいかがでしょうか。シンプルでクリアなボトルのデザインも、意表をついたような感じで好感が持てますね。
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