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G ジリ EDT
- (G ジリ EDT)
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1980年代初めにデビューし、現在のミラノ・モードのシーンにおいてもその影響は計り知れないデザイナー、ロメオ・ジリのブランド「ROMEO GIGLI」。二十代の頃にアジアや南北アメリカを旅した経験が、ウェアの色彩や佇まいに色濃く反映されており、そのエスニックなインパクトから、クリスチャン・ラクロワと並ぶフォークロワ・テイストの名手として君臨しております。
こちらは1994年に発売されたレディス・フレグランスです。若い層向けのウェアのセカンド・ラインの名を冠した本作は、フルーティー・プローラルのパッション溢れる香調をベースにしており、若々しく華やかでポップな佇まいの中に、底深いシックなニュアンスを感じさせる佳作に仕上がっております。レモン、ベルガモット、タジェット、パイナップル、グリーンノート、ヒヤシンス、ヴァイオレット、タラゴンなどがスッキリとクリアな趣きのトップから、ローズ、ジャスミン、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ、オリス、シクラメンなどがイノセントで時代を超越した品の良さを立ち表させるミドルへ。ラストはサンダルウッド、モス、ムスク、シダー、オーキッドなどがふくよかで重層的なグラマラス・スウィートを奏で、絶え間なくにじみ出る大人の女性のセンシュアリティを鮮やかに浮き彫りにさせてくれそうです。プロデュースはガイ・マティオーロやロベルト・カヴァッリの香水などを手掛ける、香水&コスメの新鋭プロダクション会社「ITF COSMETICS」。ともすればありきたりな香りになりがちなところを、サブタルな調香のセンスでもって克服し、濃い色彩の個性を根付かせております。イブニング・タイム以降のパーティー・シーンで、よりいっそう貴女の華を美しく開かせることができるのではないでしょうか。
ジリの香水はどれもボトルが秀逸です。こちらも類に漏れず、アラビアンなテイストのまさにエスニック・タッチのフォルムが、可愛らしくもあり優雅です。琥珀の香水色とキャップのレッドカラーとのコンビネーションも見事で、ジリ香水の中では特に完成されているボトル・デザインだと思います。ちなみにあまり日本では手に入りません。
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